SC-LX78は9.2ch、つまり2台のサブウーファーが接続できます。
以前からどのメーカーにおいても、サブウーファーの2台接続自体は可能でした。
しかし接続は出来るものの、2台をミックスして最適化が出来る訳ではありませんでした。
それが、SC-LX78の代から機種の異なるサブウーファーであっても、2台使用が可能になっています。
これは従来でしたら、接続は出来るが、おすすめはしないという使用方法でした。
しかしこれで後から買い足した別の機種、別の方式のサブウーファーであっても使用が可能になったという事です。
さらに「置き場所を問わず」ということなのですが、これにはある注意点がありますからあとで書きます。
ウチではフロント側にKEFのXQ60bで、30センチウーファーの下向き。
リア側(視聴位置の後ろ)に同じくKEFのQ400bで、25センチウーファーの前向きという、タイプも口径も異なるサブウーファーを使っています。
しかしこの組合せで、2台ミックスの違和感は無いのか?
同時再生では違和感を感じませんが、別々に鳴らしてみると音質と言いますか、音の広がりなどの聴こえ方に雰囲気の違いはあります。
ここが気になる方や、今からサブウーファーを購入予定ならば、当然2台を同じ製品にするのが良いと思います。
では、そもそもサブウーファーの2台使いのメリットは何か?
1つは音像の偏り対策です。
まず、サブウーファー1台の場合、通常は左右どちらかという置き方をすると思います。
そうしますと、どうしてもサブウーファーの鳴っている音が解りますので、そちらに音が引っ張られてしまいます。(リファレンスモデルとされるような大型のスピーカーを揃え、これまたハイエンドなサブウーファーを使用すればまた違いますが)
これが、2台使いでほぼ気にならなく出来ます。
聴感上は、どんな感じになるのか?
1台より2台とすると、イメージはさらに低音が出る・・となりますでしょうか?
しかし実際には量感、重さ、重量感が違って来ます。
そして低音が部屋に充満する密度が上がります。
では、SC-LX78での具体的なセットアップです。
ポイントはサブウーファー側の位相スイッチの選択です。
フロント側に2台配置するのなら、サブウーファーの位相は2台共「正相」で良いかと思います。
しかし1台は前で2台目は後ろ、という場合には双方「正相」であるとは限りません。
ウチがちょうど、そういう環境にあります。
ではどうするか。
手順としては、仮に2台とも「正相」のままオートセットアップ(MCACC)を掛けて構いません。
そして後から位相スイッチを切り替えるようにするのです。
その際には2台それぞれのボリュウムも調整するということになります。
まず、2台とも正相のままオートセットアップを終了後、低音が(LEFch)ほど良く入っているソフトを再生します。
これは5.1chの音楽ソフトが良いです。
この場合に必要となるのが、スマホまたはタブレットです。
SC-LX78本体ではオンスクリーンでのユーザーインターフェイスが弱く、マニュアル設定がやり難いのです。
この点を独自のコントロールアプリである「iControlAV5」で補完しているのです。
8インチタブレットと5インチスマホの比較です。
スマホでも何とか使えますが、相対的に文字やボタンは小さくなってしまいます。
まず、このiControlAV5でこういう画面を出します。
これは各スピーカーの音量設定が出来る画面です。
ソフトを聴きながら、サブウーファーの1と2を交互にミュートします。
そうすると、どちらかのサブウーファーの音が小さい事があります。
その、音が小さい方のサブウーファーの位相スイッチを「逆相」に切り替えます。
これで音が大きくなるはずです。
ここでの疑問点として、「フロント側が正相でリア側が逆相という組合せ」と「その逆の組合せ」ではどうか?ということがありますね。
これはやってみないと判りません。
実際相互を試しますと、重低音の振動に近い部分の音質が微妙に違うのです。
ここはもう、好みで決めるという事になります。
それから、サブウーファー1と2を交互にミュートしながら音量を合わせます。
最後に両方ONにした場合の音量を好みで調整します。
ちなみにSC-LX78側からは、サブウーファーの位相設定について指摘がありません。
と言うことは?・・はい、お察しの通りです。
パイオニアと言えども、ことサブウーファーのセッティングについてはMCACCに全くのお任せとは行かず、マニュアルにて追加の設定が必要だと思って下さい。
サブウーファーの音量調整は長時間やっていると耳に刺激がありますし、正しい音量よりも大概大きすぎになってしまいますので一度で決めず、機会を改めると良いでしょう。
次で、まとめとします。
8インチのタブレットはこれです↓
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以前からどのメーカーにおいても、サブウーファーの2台接続自体は可能でした。
しかし接続は出来るものの、2台をミックスして最適化が出来る訳ではありませんでした。
それが、SC-LX78の代から機種の異なるサブウーファーであっても、2台使用が可能になっています。
これは従来でしたら、接続は出来るが、おすすめはしないという使用方法でした。
しかしこれで後から買い足した別の機種、別の方式のサブウーファーであっても使用が可能になったという事です。
さらに「置き場所を問わず」ということなのですが、これにはある注意点がありますからあとで書きます。


しかしこの組合せで、2台ミックスの違和感は無いのか?
同時再生では違和感を感じませんが、別々に鳴らしてみると音質と言いますか、音の広がりなどの聴こえ方に雰囲気の違いはあります。
ここが気になる方や、今からサブウーファーを購入予定ならば、当然2台を同じ製品にするのが良いと思います。
では、そもそもサブウーファーの2台使いのメリットは何か?
1つは音像の偏り対策です。
まず、サブウーファー1台の場合、通常は左右どちらかという置き方をすると思います。
そうしますと、どうしてもサブウーファーの鳴っている音が解りますので、そちらに音が引っ張られてしまいます。(リファレンスモデルとされるような大型のスピーカーを揃え、これまたハイエンドなサブウーファーを使用すればまた違いますが)
これが、2台使いでほぼ気にならなく出来ます。
聴感上は、どんな感じになるのか?
1台より2台とすると、イメージはさらに低音が出る・・となりますでしょうか?
しかし実際には量感、重さ、重量感が違って来ます。
そして低音が部屋に充満する密度が上がります。
では、SC-LX78での具体的なセットアップです。
ポイントはサブウーファー側の位相スイッチの選択です。
フロント側に2台配置するのなら、サブウーファーの位相は2台共「正相」で良いかと思います。
しかし1台は前で2台目は後ろ、という場合には双方「正相」であるとは限りません。
ウチがちょうど、そういう環境にあります。
ではどうするか。
手順としては、仮に2台とも「正相」のままオートセットアップ(MCACC)を掛けて構いません。
そして後から位相スイッチを切り替えるようにするのです。
その際には2台それぞれのボリュウムも調整するということになります。
まず、2台とも正相のままオートセットアップを終了後、低音が(LEFch)ほど良く入っているソフトを再生します。
これは5.1chの音楽ソフトが良いです。
この場合に必要となるのが、スマホまたはタブレットです。
SC-LX78本体ではオンスクリーンでのユーザーインターフェイスが弱く、マニュアル設定がやり難いのです。
この点を独自のコントロールアプリである「iControlAV5」で補完しているのです。

スマホでも何とか使えますが、相対的に文字やボタンは小さくなってしまいます。

これは各スピーカーの音量設定が出来る画面です。
ソフトを聴きながら、サブウーファーの1と2を交互にミュートします。

その、音が小さい方のサブウーファーの位相スイッチを「逆相」に切り替えます。
これで音が大きくなるはずです。
ここでの疑問点として、「フロント側が正相でリア側が逆相という組合せ」と「その逆の組合せ」ではどうか?ということがありますね。
これはやってみないと判りません。
実際相互を試しますと、重低音の振動に近い部分の音質が微妙に違うのです。
ここはもう、好みで決めるという事になります。
それから、サブウーファー1と2を交互にミュートしながら音量を合わせます。
最後に両方ONにした場合の音量を好みで調整します。
ちなみにSC-LX78側からは、サブウーファーの位相設定について指摘がありません。
と言うことは?・・はい、お察しの通りです。
パイオニアと言えども、ことサブウーファーのセッティングについてはMCACCに全くのお任せとは行かず、マニュアルにて追加の設定が必要だと思って下さい。
サブウーファーの音量調整は長時間やっていると耳に刺激がありますし、正しい音量よりも大概大きすぎになってしまいますので一度で決めず、機会を改めると良いでしょう。
次で、まとめとします。
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